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2000
09.18

めまいの種類 耳に原因があって起こるめまいと脳に原因があって起こるめまい

Category: めまい   Tags:健康
めまいは、「耳に原因があって起こるめまい」と「脳に原因があって起こるめまい」の2タイプに大きく分けられ、診療を行う科も異なります。今回は、めまいのタイプを見分ける方法を説明します。
1.めまいの種類
2.耳が原因のめまい
3.脳が原因のめまい
4.お年寄りのめまい


めまいが起こる仕組み


 めまいは、平衡感覚をつかさどる器官が障害されることによって起こります。平衡感覚をつかさどる器官は、耳の奥のほうにある「内耳」から始まり、脳まで続いています。内耳にある平衡感覚器には、体が動く方向を感知する「三半規管」と、体の傾きや重力、加速度などを感知する「耳石器」があります。三半規管と耳石器が感知した情報は、「前庭神経」によって、脳へ伝えられます。

 脳へ伝えられた情報は、まず「脳幹」に送られ、そして「視床」を経由して、「大脳皮質」に伝えられます。大脳皮質には、目、筋肉、関節などからも平衡感覚に関する情報が集まり、これらの情報を総合して、体の平衡感覚が保たれています。この内耳から大脳皮質までの経路のどこかに障害があると、めまいが起こります。

 めまいには、耳に原因がある場合と、脳に原因がある場合とがあり、原因の部位によって、めまいの症状や随伴症状などに違いがあります。


耳に原因があるめまい


メニエール病


 三半規管、耳石器、前庭神経のいずれかに障害が発生すると、めまいが起こります。三半規管や耳石器が障害されて起こる典型的な病気が「メニエール病」で、体が回転するような強いめまいや、フワフワしためまいが起こります。

前庭神経炎


前庭神経が障害されて起こる典型的な病気が「前庭神経炎」で、体が回転するめまいを伴いますが、ふわふわするめまいのこともあります。耳に原因があるめまいでは「難聴、耳鳴り」を伴うことが多く、この随伴症状の有無が、めまいの原因が耳にあるのか、それとも脳にあるのかを見分ける大きな目安になります。また、耳が原因の場合は、「食事ができない」「まっすぐ歩けない」ほど、めまいの程度が強いのも特徴です。

 一般に、耳の病気が原因で起こるめまいが、命にかかわることはほとんどありません。ただし、今までに経験したことのないめまいに襲われたり、めまいやそれ以外の症状がひどくなっていく場合は、早めに耳鼻咽喉科で診察を受けることが大切です。


脳に原因があるめまい


 脳幹、視床、大脳皮質のどこに障害が起こっても、めまいが発生します。最も多いのは、脳梗塞や脳出血によるめまいで、そのほか、脳腫瘍が原因の場合もあります。

めまいの感じ方や強さは、障害が発生した場所によって異なります。一般に、内耳に近い脳幹に障害が起こった場合は、回転するような、比較的強いめまいが起こり、内耳から遠い大脳皮質に障害が起こった場合は、フワフワと揺れ動く、比較的軽いめまいが起こるのが特徴です。視床に障害が起こった場合は、揺れ動く感じのめまいが多く、めまいの強さは、脳幹が障害された場合より弱くなります。

ただし、めまいの程度が弱いからといって、病気が軽いというわけではありません。脳に原因があって起こるめまいの場合、難聴や耳鳴りといった耳の症状を伴うことはまずありません。そのかわりに、「手足のしびれ、ものが二重に見える、ろれつが回らない」といった症状を伴うことがあります。これは、脳に病気が起こると、ほかのさまざまな神経も同時に障害されるためです。

 めまいの原因が脳にある場合は、命にかかわる病気が潜んでいることがあります。特に、今まで経験したことのないめまいが起こった場合や、「手足のしびれ、ものが二重に見える」といった症状がひどくなる場合は、早急に神経内科を受診してください。めまいの原因がわからない場合も、神経内科で相談するとよいでしょう。

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