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2000
09.14

乳がんの手術療法 胸筋温存乳房切除術・乳房温存手術放射線照射・抗がん剤治療・ホルモン療法

Category: がん(癌)   Tags:健康
乳がんの治療成績は、最近少しずつ向上しています。また、いろいろな治療法を組み合わせることで、できるだけ患者さんの希望を治療に反映できるようになってきました。
1.乳がんの自己検診 初期症状としこり
2.乳がんの手術療法


進歩する治療法


 乳がんの治療の基本は「切除手術」で、「補助療法」として、放射線照射、抗がん剤治療、ホルモン療法が行われています。早期発見される割合が増えず、かつ切除範囲も小さくなっているのに、治療後の生存率が上がっているのは、補助療法の向上にあります。こうした治療技術の向上は、治療後の生存率を高めるだけでなく、患者さんの治療後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を高めるのにも役立っています。


手術療法


胸筋温存乳房切除術


胸の筋肉(大小胸筋)を残して乳房を切除し、わきの下のリンパ節を取り除く手術法です。乳房の膨らみはなくなりますが、胸の筋肉を切除した場合のように、肋骨が浮き出るような状態にはならず、下着をつけていれば、外見上はほとんどわかりません。また、手術した側の腕の運動機能もほぼ本来のまま保つことができるので、「手のしびれやむくみ」など手術後の障害も軽くてすみます。

乳房温存手術


がんを周囲の正常な乳腺とともに局所的に切除する手術法で、乳房の膨らみを残すことができます。ただ、切除範囲が小さいので、乳房内にがん細胞が残っている可能性があります。そのため、放射線照射、抗がん剤の投与、ホルモン療法などの「補助療法」と組み合わせて行われるのが一般的です。 手術後の生存率で見る限り、乳房温存手術と胸筋温存乳房切除術との間に大きな差はありません。ただ、乳房温存手術を受けるには、「がん病巣がある範囲に限局している、がんの大きさは3~4cmまで、がんの悪性度が高くない」といった条件を満たしている必要があります。また、がんのできた位置や、乳房の大きさによって、この治療法が適さないこともあります。


補助療法


放射線照射


乳房温存手術の後、残っているかもしれないがん細胞を根絶させるために行われます。最近では、乳房だけに放射線が照射されるようになり、重い副作用は現れにくくなっています。また、がんが大きい場合には、手術前に、放射線照射でがんを小さくしてから切除することもあります。

抗がん剤治療


手術後の再発や転移を防ぐために行われるほか、リンパ節転移が起きている場合や、がん細胞の悪性度が高い場合にも行われます。最近では、手術前に投与して、がんが小さくなったら温存手術を行うこともあります。

ホルモン療法


手術後の再発を防ぐ目的で行われます。エストロゲン(女性ホルモンの一種)の「がんの成長を促進する力」を抑える抗ホルモン薬を投与します。副作用はほとんどありませんが、ごくまれに子宮体がんの発症を促すことがあるので、定期的な検査が欠かせません。


治療後の注意


 手術後は、肩や腕の運動障害が起こることがあります。看護婦や理学療法士から、関節のストレッチングや、肩周辺の筋力を強化する運動などの「リハビリテーション」の指導を受けるので、退院後も日常生活の中で肩や腕を動かして、運動機能を保つことが大切です。

 また、乳がんは進行の遅いがんなので、かなり時間が経過してから再発や転移が起こることもあります。手術直後は3~4か月に1回、その後は半年~1年に1回程度、手術後10年間は定期検査を受けます。もちろん、月に一回の自己検診も定期的に続けてください。

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