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2000
09.06

大腸がんの初期症状と検査の種類

Category: がん(癌)   Tags:健康
大腸がんというと、「血便が出る」というイメージがありますが、「早期のがん」では、症状がほとんどありません。早く見つけるためには、定期的な検査を受けることがいちばんです。
帝京大学医学部教授 小平 進
1.大腸がんの初期症状と検査の種類
2.大腸がんの手術と治療法 初期なら100%治る


増える大腸がん


 「大腸がん」による死亡率は、男女とも年々増える傾向にあります。増加の背景には、戦後の日本人の「生活環境の変化」、主として「食生活の変化」が影響していると考えられています。食生活が豊かになるとともに、日本人は動物性脂肪をたくさんとるようになり、逆に食物繊維の摂取量は減っています。高脂肪食・低食物繊維食が大腸がんの発がん率を高めることは、すでに多くの動物実験でも明らかです。


大腸がんの特徴


 大腸がんの約70%は、肛門に近いS状結腸と直腸・肛門管に発生します)。ここにがんが多いのは、S状結腸や直腸は便がたまるところで、便中の発がん性物質の影響を受けやすいからだと考えられます。

また、大腸がんには、大腸ポリープが関係しているものもあります。大腸ポリープは、良性の腫瘍ですが、そのなかでも「腺腫」といわれるタイプは、後にがんに変化することがあります。このように、大腸がんには、「正常な粘膜ががん化するもの」と、「ポリープががん化するもの」との2つがあります。


症状


 「血便・肛門からの出血」が、大腸がんの最も代表的な症状です。直腸がんの場合は、「痔」と同じような鮮やかに赤い血が便につきます。S状結腸がんでは、血液が変色して少し黒っぽくなります。S状結腸よりもさらに奥にできているがんの場合は、腸を通過する間に血液が便と混じり合ってしまうので、肉眼ではわかりません。

 また、「排便回数が減って便秘になった」「便秘気味だったのが、下痢をしやすくなった」など、「便通異常」が起こることもあります。がんが進行して大きくなると、腸の内腔が狭くなるので、「便が細くなる」「便やガスが出なくなる」といった「腸閉塞」の症状が現れることもあります。

そのほかにも、「腹痛」「貧血」「腹部のしこり」などの症状が現れることもあります。これらの症状は、がんがある程度進行してから現れることがほとんどです。初期の段階では無症状のことも多いので、がんを早期に発見するためには、定期的な検査が必要になります。


大腸がんの検査


 大腸がんの検査には次の4つがあります。

便潜血反応検査


便に血液が混じっているかどうか調べる検査で、肉眼では見えない、微量の血液も検出することができます。集団検診でも行われる検査です。

直腸指診


医師が肛門から指を入れて、肛門から直腸までの約10cmの間に、がんやポリープができていないかどうか調べるものです。直腸がんの70~80%はこの検査で発見することができます。

注腸造影検査


肛門から造影剤(バリウム)と空気を注入して、大腸全体をエックス線撮影する検査です。5mm程度の小さなポリープでもきれいに映し出すことができます。

大腸内視鏡検査


肛門から内視鏡を入れて、大腸の粘膜を調べる検査です。小さな病変が見つかった場合には、内視鏡を見ながら、特殊な器具を使って、その場で切除することもあります。


大腸がんのリスクが高い人


 「40歳以上の人」「高脂肪食・低食物繊維食といった偏った食生活をしている人」「家族に大腸がんの患者がいる人」「大腸ポリープができたことがある人」は、大腸がんにかかるリスクの高い人です。40歳を過ぎたら、症状の有無にかかわらず、年に1回は大腸の検査を受けるようにしましょう。

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