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2000
09.04

肺がんの初期症状 早期発見 兆候に気づく方法

肺は、生命に直接かかわる臓器なので、大きく切除することができません。そのため、定期的に検査を受けて、切除範囲が小さくてすむ、早期のうちにがんを発見することが大切です。
東京医科大学教授 加藤治文

1.肺がんの初期症状
2.肺がんの手術・治療法


増える肺がん


 がんは、日本人の死因のトップですが、そのなかでも「肺がん」による死亡数は、男女ともどんどん増えています。肺がんの増加の大きな要因は喫煙です。また、大気汚染による影響も見逃せません。

 最近、がんと遺伝子の関係が解明され、がんになりやすい体質をもつ「ハイリスクグループ」があることがわかっています。もともと、こうしたリスクをもつ人が、喫煙や大気汚染など環境による悪影響を受けると、がんが発生しやすくなると考えられています。また、がんのリスクは、一般に年齢とともに高くなりますから、高齢者社会になるほど、がんの患者さんは増加します。


肺がんの症状


 肺がんは、がんのできた部位によって症状が異なります。
 気管や、太い気管支の辺りにできる「中心型肺がん」は、がんが肺の入り口近くにできるため、「せき、痰、血痰」などの症状が早期に現れます。これらは、かぜの症状と似ているため、がんのサインだとは気づかないこともあります。しかし、かぜは普通、1~2週間で治ります。症状が1か月以上続くのに、熱や鼻水、のどの異常など、かぜ特有の症状がない場合は、肺がんの可能性を疑い、検査を受けましょう。

 枝分かれして細くなった気管支や、その先にある肺胞など、肺の奥のほうにできる「末梢型肺がん」は、初期の段階では呼吸には何も影響がなく、自覚症状は現れてきません。がんが大きくなって初めて、「せき、痰、血痰」などの症状が現れます。

 中心型肺がんでも末梢型肺がんでも、進行がんになると、呼吸困難(息苦しさ)、発熱、胸の痛み、声が出にくくなる、手のしびれ、顔面発汗(発汗異常)、眼球陥凹、瞳孔の収縮、ばち状指など、さまざまな症状が現れます。


肺がんの検診


 中心型肺がんの検査では、痰の中にがん細胞が混じっていないかを調べる「喀痰細胞検査」が行われます。この検査でがんが疑われる場合には、気道に内視鏡の一種である気管支鏡を挿入して、がんの部位を特定する「気管支鏡検査」が行われます。

 末梢型肺がんの場合は、エックス線撮影が威力を発揮します。エックス線撮影検査では、1~2cm程度のがんも写ります。また、がんのある位置やその広がりなどを、正確に特定できるCT(コンピュータ断層撮影)検査や、数mm規模のがんも発見できる「ヘリカルCT」が行われることもあります。

 気管支鏡検査や胸部エックス線検査で、がんと疑わしい病変が見つかった場合、それが本当にがんかどうか、病変部の組織の一部を採取して、顕微鏡で調べます。


リスクの高い人は積極的に検診を


 「喫煙指数(1日に吸うたばこの本数×吸い続けた年数)が400を超える人」「がんにかかったことがある人」「家族にがんの患者さんがいる人」「胃を切除した人」の 4つの項目に1つでも当てはまる人は、体質的、または環境的に肺がんのリスクが高いと考えられます。これらの人々はリスクを自覚して、生活習慣を改善するとともに、積極的に検診を受けることが大切です。50歳を過ぎたら、1年に1回は、胸部エックス線検査と喀痰検査を受けましょう。
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