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2000
08.28

慢性頭痛 目の奥が痛む 群発頭痛

Category: 頭痛   Tags:健康
慢性頭痛のなかで最も痛みが強いのが、「群発頭痛」です。頭痛が起こる周期を自分で知っていれば、早めに薬を用いて、頭痛をコントロールできます。
出演:北里大学医学部教授 坂井文彦


群発頭痛の特徴


 「群発頭痛」は、10~30歳代の比較的若い年代に多く、圧倒的に男性に多い頭痛です。発症頻度は低いのですが、前ぶれもなく、突然激しい頭痛に襲われることが多いため、痛みに対する恐怖からパニックに陥る人もいるほどです。頭痛の起きる「群発期」はだいたい年に1~2回で、群発期は一定期間(多くは1~2か月)続き、その間、毎日のように頭痛に悩まされます。1回の頭痛は、1~2時間で治まります。頭痛は、いつもほぼ決まった時間に起こります。一般に、明け方に多いようです。

 痛みは「目をえぐられるような痛み」といわれるほどの激しい痛みで、目の奥が痛んでいる最中は、痛む側の目が充血したり、涙がポロポロこぼれることがあります。痛みのない側の目には、症状はありません。また、鼻水が出てくる場合もあります。

 群発期を過ぎると、頭痛は起こらなくなります。また、年齢とともに群発期の現れる間隔が広がっていき、45歳前後に自然に治まるケースもあります。


原因


 群発頭痛の発症には、片頭痛と同じく「セロトニン」という物質がかかわっています。頭痛の起こる仕組みは、片頭痛とほぼ同じですが、異なるのは、脳に血液を送っている内頚動脈という太い血管が拡張して、頭痛が起きることです。内頚動脈は、目のすぐ後ろを通っているので、群発頭痛では目の奥が激しく痛むのです。

 群発頭痛は、いつもほぼ決まった時間に、激しい頭痛が起こることから「体内時計」の乱れが関与しているのではないかと考えられています。


対処法


 群発頭痛は、毎日のように起こりますから、頭痛日記をつけて、頭痛の起こり方をチェックします。「頭痛が起こる時間、頭痛の持続時間、経過、目の充血など随伴症状の有無、群発期の期間(周期)」などがわかれば、自分の頭痛のパターンに合わせて予防薬(酒石酸エルゴタミン)を使います。薬の効果は服用後、数時間程度なので、頭痛が起こる時間の前にのむと、頭痛を防ぐことができます。頭痛が始まった場合も、すぐにのむと、痛みを軽減できます。また、群発期にアルコールを飲むと、必ずといってよいほど、飲酒後1時間ほどで激しい頭痛が引き起こされるので、群発期は飲酒を避けてください)。

 なお、狭心症の治療薬として用いられるニトログリセリンなど血管を拡張する薬が、群発頭痛の引き金になることがあります。群発頭痛がある人が、血管を拡張する薬を必要とする場合には、必ず医師に相談してください。


頭痛が起こってきたら


 群発頭痛は、ひどいときは、のたうち回るほどの痛みを伴います。また、鎮痛薬や消炎鎮痛薬を服用しても、痛みが治まらないことが大半です。そのため、群発頭痛が発症した場合は、医療機関を受診して、治療を受けることが多くなります。医療機関では、拡張した血管を軽く収縮させて痛みを和らげる「酸素吸入」や、セロトニンのかわりに働く「スマトリプタン」の注射などが行われます。

頭痛が起きた場合は、慢性頭痛に限らず、内科、神経内科、脳神経外科を受診します。受診の際は、「頭痛の起こり方や経過、痛み方、痛む場所、体を動かせるかどうか、付随する症状や前兆の有無」などが聞かれるので、正確に医師に伝えましょう。

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