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2000
08.28

慢性頭痛 ズキンズキン痛む 片頭痛

Category: 頭痛   Tags:健康
頭の片側に、脈を打つような痛みが起こる「片頭痛」。ストレスなどの誘因を避けたり、薬を上手に用いることで、コントロールできます。
出演:北里大学医学部教授 坂井文彦


慢性頭痛の種類


 長年悩まされていたり、定期的に起こる頭痛を「慢性頭痛」といい、「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」の3つに分類されます。これらの頭痛の治療法は、それぞれ異なるため、頭痛をコントロールするには、まず、自分の頭痛の種類を知っておく必要があります。正しく見分けるためには、医療機関を受診することが望まれます。


片頭痛の特徴


 片頭痛は、若い女性に多くみられ、発生頻度はだいたい月に1~2回、大半は数時間程度で治まります。頭痛は発作的に起こり、頭がズキズキと脈打つように激しく痛み、頭痛が起こっている最中に体を動かすと、痛みが悪化します。また、頭痛に伴って吐き気やおう吐、めまいが起こることもあります。頭痛の最中には、光や音に対して敏感になり、まぶしい所や騒々しい所では、痛みがさらにひどくなることもあります。頭痛が起こる数日前に「あくびが増える、イライラする、体がむくむ」などの予兆が現れることがあります。また、頭痛の直前には、「閃輝暗点」という視覚障害や感覚障害などが現れることもあります。
 片頭痛は「遺伝」するといわれ、こうした体質の人に、「仕事などのストレスから開放されたとき」「月経や妊娠、出産など、女性ホルモン(エストロゲン)のバランスが変化したとき」「空腹時」「チョコレートやワイン、チーズなど特定の食品を食べたとき」「天候や気候が変化したとき」などの環境的な誘引が加わると、片頭痛が起こりやすくなります。


片頭痛の起こる仕組み


 片頭痛には、脳の神経に情報を伝える「セロトニン」という物質が関係しています。セロトニンは、頭蓋内の血管の拡張を防ぐ働きをしています。先に述べたような誘因があると、このセロトニンが血液中に多量に放出され、閃輝暗点などの前ぶれが起こります。セロトニンがたくさん放出された後には、今度は血中のセロトニンが減少し、血管が拡張して、血管の痛みが起こりやすくなります。また、血管の周りに炎症が生じると、脈打つような頭痛が始まります。


予防と対処


 片頭痛の発作が起こったときは、「消炎鎮痛薬」や「エルゴタミン製剤」、また、今年から使用が認められた「スマトリプタン」などの薬を用いて痛みを和らげます。
 スマトリプタンは、医療機関を受診して皮下注射を受ける仕組みになっています。消炎鎮痛薬やエルゴタミン製剤は、頭痛が始まったら、早めに服用するのがポイントで、服用のタイミングが遅いと、十分な効果が得られない場合があります。頭痛の前兆がある人は、前兆の段階で服用してください。
 片頭痛を予防するには、頭痛の誘因を避けることが大切です。また、頭痛の発症を抑える予防薬(カルシウム拮抗薬やβ遮断薬など)が使われることもあります。頭痛発作の回数を減らすことを目的とした薬「塩酸ロメリジン」も、昨年、認可されました。
 薬以外で片頭痛を抑える方法としては、睡眠が効果的です。眠るのが無理であれば、静かな暗い部屋で安静にするだけでもよいでしょう。また、マッサージや指圧をしたり、頭を冷やすことで、頭痛を楽にできる場合もあります。軽い片頭痛ならば、コーヒーや紅茶、お茶など、カフェインを含む飲み物を飲むとよいでしょう。

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