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2000
07.24

心筋梗塞のリハビリ 急性期・回復期・維持期

心筋梗塞リハビリテーションでは、ゆっくり時間をかけて徐々に心臓の機能を安定させ、社会復帰を目指します。決められた量の運動を、頑張り過ぎず、自分のペースで実行しましょう。

1.心筋梗塞の原因と前兆
2.心筋梗塞の治療法
3.再発予防 食事や日常生活の注意点
4.心筋梗塞のリハビリ


リハビリテーションの目的


 長い間安静にしていると筋力や体の機能が低下して、元に戻るのに時間がかかります。特に高齢の人は、長い間安静にしていると、筋力や体の機能が著しく低下して、寝たきりになってしまうことも少なくありません。そのため、心筋梗塞の発作を起こした後は、できるだけ早いうちからリハビリテーションを開始します。


急性期のリハビリテーション


 発作後すぐから退院まで行われる急性期のリハビリテーションは、退院後の生活に最低限必要な運動能力を身につけることが目的です。一般病棟に移ったら、病棟内や廊下を歩く訓練をすることから始めます。最初は少しから始め、だんだん距離を延ばし、階段の上り下りなども加えていきます。運動の前後はもちろん、運動中も血圧や脈拍、心電図を記録して、常に安全を確認しながら行われます。


回復期のリハビリテーション


 回復期のリハビリテーションは、医療機関に通いながら、専門の医師の指導のもとで行われます。「運動と講義」の両方が行われ、大体1週間に3回くらいのペースで、通常2~3ヶ月間受けるのが一般的です。

 運動前には、十分なストレッチングをし、それからウオーキングなどを行います。最近は、自転車(エルゴメーター)やウオーキングベルト(トレッドミル)などの室内器具を使うことが多くなりました。運動をすることで、少しずつ心肺機能が回復し、血液の全身への流れがよくなります。心肺機能がある程度まで回復すると、回復の程度やスピードが遅くなり、やがて止まります。ここでもっと向上させようと無理をして頑張ると、危険な不整脈が生じたり、かえって心臓の機能が低下してしまうこともあります。現状維持を第一と考え、マイペースを保つことが大切です。

 実践的な運動だけではなく、社会復帰に備えるための知識を身につけることも、大切なリハビリテーションの過程です。講義では、「心臓の生理機能、適切な運動の仕方、薬ののみ方、食事、応急処置の仕方、復帰後の仕事の仕方」など、さまざまなことを学びます。講義はぜひ家族といっしょに受けましょう。


維持期のリハビリテーション


 通院によるリハビリテーションが終わった後は、日常生活のなかで再発予防と健康を維持するための維持期のリハビリテーションを行います。この時期に望ましい運動は、「全身の筋肉を使う、30分以上一定の時間続けられる、定期的に週3回以上続けられる、楽しく苦痛なくできる」もので、ウオーキングやサイクリング、水泳などがよいでしょう。瞬発的に力を加えたり、ふんばるものや、自分のペースで行えない運動は勧められません。

 運動は、「少し汗をかく程度で息苦しくなく、運動後にさわやかな疲れがある」という程度が基本です。無理なく笑いながら行えるペースが望ましく、運動中の脈拍数は毎分110~120回以下ぐらいを目安としましょう。運動中に「息が切れる」「動悸がする」「胸が痛い」などの症状があるときは、すぐ運動をやめるようにしてください。あくまでもやり過ぎないのが基本です。

また、運動の前には「ウオーミングアップ」を、運動後には「整理体操」を忘れずにやります。食後すぐや空腹時の運動は心臓に負担がかかるので、運動は、食後1~2時間、間隔をあけて行うようにしましょう。
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