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2000
07.24

心筋梗塞の原因と前兆 こういう症状が出たら注意

心臓に栄養を送る血管が詰まって、心臓の筋肉が壊死する心筋梗塞。命にかかわることもある怖い病気ですが、危険因子を減らし、前兆に気をつけることで、発作を防ぐことができます。
(榊原記念病院院長 細田 瑳一先生)

1.心筋梗塞の原因と前兆
2.心筋梗塞の治療法
3.再発予防 食事や日常生活の注意点
4.心筋梗塞のリハビリ


心筋梗塞とは?


 「心筋梗塞」は、心臓の筋肉(心筋)に血液を送っている「冠動脈」が詰まって血流が途絶え、心筋に酸素や栄養が送られなくなるために、心筋が部分的に壊死する病気です。日本人の病気別死亡順位の第2位は心臓病ですが、その中でも心筋梗塞によるものが最も多くを占めています。


心筋梗塞の原因・危険因子


動脈硬化


 心筋梗塞の主な危険因子は動脈硬化です。動脈硬化は、加齢とともに起こるものですが、偏った食生活や運動不足などが長い間続くと、血管内にアテロームというもろい粥状の物質が沈着しやすくなり、血管の内腔を狭くしたり、動脈硬化を促進します。

また、動脈硬化が進むと、アテロームの表面を覆っている膜が破れ、そこに血液成分が固まり、血栓を形成します。この血栓が大きくなり、心臓の血管を完全に塞ぐと、心筋梗塞が起こります。

高血圧・高脂血症・糖尿病


動脈硬化を促進する危険因子には、心臓に余計な負担をかける「高血圧」、血液中の余分な脂質が変性してアテロームの形成につながる「高脂血症」、細い動脈の動脈硬化を促進したり、血液が詰まりやすくなる「糖尿病」のほか、肥満や運動不足、腎不全などがあります。

ストレスや喫煙


 また、ストレスや喫煙は、血圧の上昇や、脈拍数の増加を招き、心臓に大きな負担をかけます。ストレスは精神的なものに限らず、過食や過飲、脱水や寒冷、低気圧など環境の変化からくるストレスも心筋梗塞の発作のきっかけになることがあります。また、男性は女性よりもリスクが高く、さらに、加齢とともにリスクが高くなります。生まれつきコレステロール値が高い人や、動脈硬化が進みやすい遺伝子をもつ人もいます。


心筋梗塞の前兆・サイン


 何の前ぶれもなく発作が起こる人もいますが、約半数には、発作の前に、胸の奥のほうがグッと圧迫されるような狭心症の症状が、時々起こります。狭心症とは、冠動脈に動脈硬化が起こり、血液が流れにくくなっている状態です。人によっては「背中、肩、首、腕」などが痛むこともあります。この痛みはせいぜい3~10分で治まります。そのほか「運動時に息が切れる、だるくなる」といった症状を感じることもあります。狭心症は、安静にしたり、薬をのんで血流を戻すことで、症状は治まります。

 心筋梗塞でも、狭心症と同じように胸の痛みが起こりますが、痛みとともに強い胸苦しさ、吐き気、冷や汗などを伴います。また、発作は治まることなく、徐々に症状が強まり、死を感じさせるような不安感を引き起こすこともあります。ただし、糖尿病で神経障害を起こしている人やお年寄りでは、心筋梗塞が起こっても痛みが起こらないこともあります。

 狭心症の発作を起こすと、それから2か月の間に心筋梗塞の発作を起こす確率が非常に高いといわれています。狭心症の発作を起こす回数が多くなったり、起こす間隔が短くなったときは、特に注意が必要です。また、前ぶれがない場合でも、危険因子を多くもっている人は要注意です。今から生活習慣を改めて危険因子を取り除き、心筋梗塞を予防しましょう。

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