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2000
07.17

不眠症対策と治療 睡眠の悩み

Category: 不眠症・睡眠障害   Tags:健康
さまざまなストレスから逃れられない現代において、不眠の悩みを抱えている人は多いようです。ここでは、睡眠のメカニズムとともに、不眠対策を紹介します。
国立精神・神経センター医長 梶村 尚史先生

1.不眠症対策と治療
2.概日リズム睡眠障害
3.睡眠時無呼吸症候群
4.快眠方法3か条


5人に1人は睡眠で悩んでいる


 「健康体力づくり事業財団」の調査によると、国民の5人に1人が「睡眠が不十分だ、寝ても疲れがとれない」など、睡眠に関する悩みを抱えています。その訴えはさまざまで、なかなか寝つけない「入眠障害」や、夜中にたびたび目が覚めてしまう「中途覚醒」、朝、非常に早く目が覚める「早朝覚醒」などがあります。最近は、実際には眠っているのに熟睡感が得られないタイプ(熟眠障害)も多いようです。

 原因別では、ストレスなどが原因でなかなか眠れない「不眠症」が最も多く、次いで睡眠中に気道が塞がって呼吸が10秒間以上止まる「睡眠時無呼吸症候群」や、睡眠と覚醒のリズムが乱れる「概日リズム睡眠障害」などが見られます。


睡眠のメカニズム


 睡眠には、筋肉は緩み体は休んでいますが、脳は活動している状態の「レム睡眠」と、筋肉の緊張はある程度保たれていますが脳の活動が休止している状態の「ノンレム睡眠」という2種類があります。

ノンレム睡眠は深さによって4段階に分けられ、深い睡眠である3、4段階は寝つくとまもなく現れます。1晩の眠りにはノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ、両方合わせて約90分を1サイクル(睡眠周期)として、4~5回繰り返されます。脳が十分な休息をとれたら、だんだんレム睡眠の割合が増えて、目が覚めます。


ストレスによる不眠とは


 脳には、起きている状態を保つ「覚醒中枢」と脳を休ませる「睡眠中枢」があり、この2つのバランスがうまくとれていると、よい睡眠が得られます。しかし、ストレスがあると脳が興奮し緊張するため、このバランスが崩れて覚醒中枢が優位になり、眠れなくなってしまいます。

 心配事があって眠れない日がしばらく続いても、心配事がなくなれば再び眠れるようになるのを「一過性不眠」あるいは「短期不眠」といい、あまり心配はありません。しかし、原因となる心配事が解消した後も不眠だけが慢性的に続くことがあります。これを「精神生理性不眠」といい、1か月以上、不眠が続く「長期不眠」に分類されます。このような不眠は、物事を気にしやすい神経質な性格も関係していると考えられます。


不眠の対策と治療


 ストレスが原因の不眠の場合、日常の対策で改善することも多くあります。まず第一に、 眠れない原因となっている心配事や悩みは何かを考え、できるだけストレスを解消するようにします。眠れないことを心配し過ぎると、それがさらなるストレスを生んでしまうので、不眠のことをあまり気にしないことも大切です。

また、起床・就寝時間を一定にしたり、1日3食きちんと食べて体のリズムを整えると、よい睡眠を得やすくなります。さらに、寝る直前まで仕事をしたり、テレビを見たりしていると、気が高ぶってなかなか寝つけないので、就寝前はリラックスを心がけましょう。

アルコールやカフェインのとり過ぎにも注意が必要です。 日常生活の改善によっても不眠が治らない場合や、不眠が長期的に続く場合には、「睡眠薬」による治療が行われます。現在、主に使われているベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、薬物依存性や副作用が少なく安全に服用できます。不眠症状のタイプや、患者さんの年齢などによって使い分けられているので、医師の指示に従って服用してください。


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