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2000
07.06

糖尿病の薬物療法 経口薬とインスリン注射による治療法の注意点

Category: 糖尿病   Tags:健康
薬物療法を嫌がる患者さんが時々いるようです。薬物療法は、糖尿病の進行や、合併症を防ぐうえで、非常に大切な治療法なので、嫌がらずに取り組んでください。

1.糖尿病とは、糖尿病未病とは
2.糖尿病の合併症
3.糖尿病の治療法 食事療法・運動療法・生活療法
4.糖尿病の薬物療法 経口薬とインスリン注射


糖尿病の薬物療法とは


 食事療法と運動療法だけでは十分に血糖をコントロールできない場合、「薬物療法」を併せて行います。以前は薬で血糖が下がり過ぎる「低血糖」の状態になることもありましたが、現在では、低血糖を起こす危険が少ない糖尿病治療薬が開発され、病気の進行を防ぎ、合併症を予防するうえで、非常に重要な役割を果たすようになりました。糖尿病の治療に用いられる薬には、「経口薬」と皮下に直接注射をする「インスリン注射」があります。


糖尿病の薬物療法1.経口薬


 糖尿病の治療に用いられる主な経口薬には、3種類あります。

α-グルコシダーゼ阻害薬


腸からブドウ糖が吸収されるのを遅らせ、食後の血糖値の急上昇を抑えます。食事の直前に服用しないと効果がありません。

ビグアナイド薬


肝臓に直接働きかけ、肝臓が血液中にブドウ糖を放出するのを抑え、血糖値を下げます。肥満の人が用いると効果的です。

スルホニル尿素薬


膵臓の細胞を刺激して、インスリンの分泌を促す作用があります。α-グルコシダーゼ阻害薬やビグアナイド薬を用いても、インスリン分泌量が低すぎるために、血糖値が下がらなくなった場合に用います。


糖尿病の薬物療法2.インスリン注射


 インスリン注射は、基本的には1型糖尿病の患者さんに使われますが、2型糖尿病の患者さんでも、経口薬では十分に血糖値が下がらなくなった場合に行われます。1型糖尿病の場合、インスリン注射は、基本的に生涯続けるものですが、2型糖尿病の患者さんでは、経口薬を一時期だけインスリン注射に切り替えるなど、必要なときだけ使って、長期間血糖を管理していくケースもあります。また、妊娠中、薬が服用できない期間に限って、インスリン注射が用いられることもあります。

 インスリン注射製剤は、注射後、効果が現れるまでの時間と、作用が持続する時間によって、速効型、中間型、持続型の3種類に分類されます。インスリン注射の組み合わせや回数、量などは、血糖値の高さやその動きを判断して、医師が決定します。現在のインスリン製剤は、常温で保管できるうえ、インスリン製剤と注射器が一体化した「ペン型注射器」が主流になり、扱いやすく、痛みも軽減されています。


薬を用いるときの注意点


 薬物療法を行ううえで、最も気をつけたいのが「低血糖」です。「血糖値を下げる薬の量が多過ぎる、注射後 30分以内に食事をとらない、食事の量が少な過ぎる、激しい運動をした」などにより血糖値が下がり過ぎると、低血糖症状が現れます。血糖値が 50mg/dl以下に下がると、「あくび、脱力、頭痛、強い空腹感、吐き気」が、40mg/dl 以下に下がると「動悸、震え、目がチカチカする」などの症状が現れます。さらに30mg/dlを下回ると「思考力の低下、けいれん」などを起こし、「低血糖昏睡」と呼ばれる意識喪失に陥ります。

低血糖の症状が起こったら、すぐに砂糖やジュースなど摂取しブドウ糖を補います。
いつ低血糖が起きても対処できるように、ふだんからブドウ糖を携帯しておくとよいでしょう。低血糖を防ぐ方法として、自分で血糖値を測る方法があります。針を指先に刺して血液を少量採取し、その血液をセンサーにつけるだけの簡単な方法で血糖値が分かります。

糖尿病の治療では、薬の服用やインスリン注射を自分勝手に中断しては絶対にいけません。必ず主治医とよく相談したうえで、血糖値をうまくコントロールしてください。

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