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2000
07.04

糖尿病の合併症

Category: 糖尿病   Tags:健康
糖尿病」が進行すると、さまざまな合併症が起こってきます。なかには、「指のしびれや立ちくらみ」など、症状からは合併症とわからないものもあります。今回は、こうした気がつきにくい合併症を説明します。

1.糖尿病とは、糖尿病未病とは
2.糖尿病の合併症
3.糖尿病の治療法 食事療法・運動療法・生活療法
4.糖尿病の薬物療法 経口薬とインスリン注射


糖尿病の合併症


 血糖のコントロールができず、高血糖の状態が長く続くと、ブドウ糖が血管や細胞を障害して血液の循環が悪くなり、その先の細胞が障害されたり、壊死したりします(糖尿病性血管障害)。
糖尿病の合併症に多いのは以下の4種類。

糖尿病網膜症


網膜の細かい血管が障害されて、出血や網膜剥離を起こし、ひどい場合には失明する。

糖尿病性腎症


血液を濾過して尿をつくる腎臓の糸球体の毛細血管が硬くなり、濾過機能がうまく働かなくなる。

糖尿病性神経障害


神経細胞内に糖が溜まったり、毛細血管が高血糖により障害されて発症する。

動脈硬化


血管の壁にコレステロールなどの脂質が沈着し、血管壁が硬く、もろくなったり、血液が流れにくくなる。

 神経障害や動脈硬化は、糖尿病の初期のうちから起こることもありますが、動脈硬化は自覚症状がなく、また神経障害は自覚症状があっても糖尿病の合併症とは結び付けにくいことから、合併症と気がつかないことも少なくありません。


気がつきにくい糖尿病の合併症1.神経障害


 糖尿病の神経障害は、「末梢神経障害」と「自律神経障害」に分けられます。

末梢神経障害


末梢神経障害では、「運動中や疲労とは関係なく、急にふくらはぎや足の裏の筋肉がつる」「手足がしびれる」「手足の先がチクチクと痛い」「同じ動作を続けていると、いきなり力が抜ける」「肋骨の間などがピリピリと痛む(肋間神経痛)」などの症状が現れます。これらの症状は、上半身よりも下半身に起きやすく、足先から膝へというふうに、体の中心に向かって徐々に広がっていく特徴があります。また、左右対称に同じ症状が出ることも多く、安静時や夜間に起こりやすいのが特徴です。

自律神経障害


 一方、自律神経に障害が起こると、「異常発汗」「便通異常」「膀胱の障害(尿意を感じない、尿が出にくい)」「起立性低血圧(立ちくらみ)」のほか、少しの運動で息がきれたり、胆石ができやすいなどの症状が起こることもあります。自律神経障害が症状として出てきている場合は、病状がかなり進行していると考えられます。
 神経障害は合併症の重要なサインなので、以上のような症状が起こった場合は、すぐに医師に相談してください。また、糖尿病と診断されていない人にとっては、糖尿病の発見につながるかもしれません。


気がつきにくい糖尿病の合併症2.動脈硬化


 動脈硬化は老化現象の1つですが、糖尿病による高血糖の状態が続くと、動脈硬化が促進されます。動脈硬化を促進させる危険因子には、「高血圧、高脂血症、肥満、運動不足、喫煙、ストレス」などがありますが、糖尿病の人は、これらの危険因子を重複してもっているため、互いに悪影響を及ぼし合うのです。動脈硬化は、「糖尿病未病」でも無症状のうちに進行し、そのまま放置しておくと、心臓や脳などの大きな血管(冠動脈や脳動脈)が障害され、「心筋梗塞」や「脳卒中」など、命にかかわる重大な病気を引き起こすこともあります。

 動脈硬化の進行を早期に発見する検査として、最近では、「頚動脈の超音波検査(頚動脈エコー)」が用いられます。頚動脈の血管を構成する内膜と中膜(内膜中膜複合体)の厚みを測定し、その肥厚度で動脈硬化の進行具合を調べるものです。動脈硬化が進んでいるということは、毛細血管などの障害も進んでいると考えられるので、動脈硬化がこれ以上進行しないよう食事の管理や運動を行う必要があります。


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