--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2000
07.03

糖尿病とは、糖尿病未病とは

Category: 糖尿病   Tags:健康
インスリンの分泌が異常でも、血糖値がいつも正常な人がいます。これを「糖尿病未病」といいますが、この状態を放置すると、「肥満や高血圧、高脂血症、動脈硬化」などの生活習慣病が進行することがあります。

1.糖尿病とは、糖尿病未病とは
2.糖尿病の合併症
3.糖尿病の治療法 食事療法・運動療法・生活療法
4.糖尿病の薬物療法 経口薬とインスリン注射


著しく増えている糖尿病患者


 「糖尿病」の患者数は、年々増え続けています。1998年に厚生省が行った調査では、糖尿病の患者さんは推定約690万人、将来糖尿病になる可能性が高い「予備軍」の人が約680万人いると発表されています。しかし、実際には、約2000万人の人が、糖尿病、もしくはその予備軍であると考えられています。


糖尿病とは


 食事をすると、一時的に血糖値が高くなりますが、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンの働きにより血糖値は下がります。しかし、インスリンの分泌量が少なかったり、分泌されてもインスリンの効き目が弱い場合は、血糖値は十分に下がりません。糖尿病とは、血糖値の高い状態が長く続き、網膜症、腎症、神経障害など、さまざまな合併症を起こす病気です。

 糖尿病には、インスリンを分泌する膵臓の細胞(β細胞)が破壊され、インスリンがほとんど分泌されない「1型糖尿病」と、インスリンの分泌量や分泌のタイミング、効き方に異常がある「2型糖尿病」とに分けられます。日本では、糖尿病の患者さんの約99%は2型糖尿病です。

糖尿病というと、「尿検査で尿に糖が出ることでわかる」と考えている人も多いようですが、尿に糖が出るのは、糖尿病がある程度進行している場合です。したがって、糖尿病の診断は、血液中のブドウ糖の量を調べる血糖検査によって行われます。血糖検査には、「空腹時血糖」と「経口ブドウ糖負荷試験」があります。昨年、糖尿病の診断基準が新しくなりました。以前より厳しくなった新基準により、より早く、より軽いうちに糖尿病と診断され、治療が開始できるようになりました。

糖尿病未病とは


 インスリンの分泌に異常があっても、血糖値は正常、あるいは「境界型」である人を「糖尿病未病」と呼びます。糖尿病未病には、2つのタイプがあります。

「インスリンの働きが強いタイプ」は、インスリンの分泌量が少ないにもかかわらず、インスリンの働きが極めて強いため、血糖値が正常に保たれている人です。こうした人は、肥満や、運動不足、加齢などが原因で、インスリンの働きが普通の人並みに落ちると、血糖値が上がり、糖尿病になりやすくなります。一方、「インスリンの分泌量が多いタイプ」は、過食や運動不足などで、インスリンの効き目が悪くなっているため、血糖値が高くなる場合があります。このケースでは、食後遅れて、多量のインスリンが分泌され、血糖値が何とか抑えられていますが、この状態が長く続くと、インスリンを分泌する膵臓が疲れてインスリンの分泌が減り、糖尿病になります。

 糖尿病未病というと、「まだ糖尿病ではないから安心」と考える人も多いのですが、糖尿病未病の間にも、肥満、高血圧、高脂血症、動脈硬化などさまざまな異常が進行し、お互いに悪影響を及ぼし合うので、対策が必要です。

 糖尿病未病かどうかは、経口ブドウ糖負荷試験で血液中のインスリン濃度を調べるとわかります。簡単に行える検査なので、「両親のいずれかが糖尿病だ」「最近太ってきた」という人は、受けておくとよいでしょう。


トラックバックURL
http://healthtrends.blog.fc2.com/tb.php/279-8a702d8d
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。