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2000
06.12

歯周病が引き起こす全身疾患

Category: 歯・口腔の病気   Tags:健康
歯周病」は、全身の状態と深くかかわっています。糖尿病や心臓病などのほか、ストレスや喫煙などとの関係も指摘されています。歯周病を防ぐには、心身を健やかに保つことが大切です。

1.歯周病とは
2.正しい歯磨きの仕方5ヶ条 プラークコントロール
3.歯周病は治る? 最新治療法
4.歯周病が引き起こす全身疾患


全身に影響する歯周病


歯周病」は、口の中だけの病気と考えられがちですが、気づかないうちに全身の健康に影響を及ぼしています。歯周病になると、歯周ポケットから歯周組織内に細菌が侵入し、細菌自体や細菌がつくり出す毒性物質が血液内に入ってきます。

また、細菌に抵抗する白血球や白血球が放出した「サイトカイン」や「プロスタグランジン」といった生理活性物質も血液内に入って、全身の臓器に運ばれていきます。すると、そこでさまざまな影響が現れてくるのです。


歯周病と関係のある病気


1.心臓病


 歯周病がある人は、「心筋梗塞」のような心臓の血管が詰まるタイプの心臓病を起こしやすいことが明らかになっています。「高血圧、高脂血症、喫煙」に加えて、歯周病も心筋梗塞の重大な危険因子になるのです。歯周病で血管が詰まりやすくなるのは、細菌感染によって血液を固まりやすくする物質が血液中に増えるうえ、患部から血液中に入り込んだ白血球によって動脈硬化が進行しやすくなるためだと考えられています。

2.糖尿病


「糖尿病」が歯周病の危険因子であることは、すでによく知られていました。糖尿病が進行すると、免疫機能(細菌などの病原菌に抵抗する働き)が低下するため、歯周ポケットの中で細菌が増殖しやすくなるためです。一方、最近になって、歯周病が糖尿病の発病や血糖コントロールに影響を及ぼすことがわかってきました。歯周病の治療を完全に行うと、治療しなかった場合に比べ、血糖コントロールが改善されます。

3.ストレス


「ストレス」があると、副腎皮質ホルモンの分泌が高まり、それによって白血球の働きが阻害され、免疫機能が低下します。実際、ストレスが強く、それをうまく処理できない人は、唾液中の副腎皮質ホルモンの濃度が高く、歯周病も進行しやすいことが明らかになりました。また、ストレスがあると、唾液の分泌量も少なくなります。唾液はプラークを付きにくくしたり、唾液がもっている殺菌力によって、プラークの増殖を防いだりしているので、唾液の分泌量が減ると、それだけ歯周病に悪影響を与えます。

4.そのほかの病気への影響


 早産(低体重児出産)を起こしやすくしたり、歯周病菌に感染することで、胎児の成長が阻害されることもわかっています。また、口の中の細菌が呼吸によって肺に吸引され、肺炎を起こすこともあります。そのほか、骨粗鬆症も関係するのではないかと考えられています。


全身の健康管理で歯周病予防


 歯周病の発病や進行は、全身の健康状態と深くかかわっています。そこで、歯周病を予防するためには、プラークコントロールだけでなく、全身状態の健康管理も心がける必要があります。まず、ストレスをため込まず、うまく処理することが大切です。また、喫煙は歯周病の危険因子となることもわかっているので、心臓病などの生活習慣病を予防するためにも、禁煙をお勧めします。さらに、免疫機能が低下すると、プラーク中の細菌が増殖しやすくなるので、規則正しい生活を送り、全身をよりよい健康状態に保つことが大切です。


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