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2000
06.12

歯周病は治る? 最新治療法

Category: 歯・口腔の病気   Tags:健康
以前は、進行した「歯周病」は、歯を抜くしか治療法がありませんでした。しかし、現在は超音波やレーザーなどが治療に用いられるようになり、歯周組織を元に戻す方法も開発されています。

1.歯周病とは
2.正しい歯磨きの仕方5ヶ条 プラークコントロール
3.歯周病は治る? 最新治療法
4.歯周病が引き起こす全身疾患


歯周病の治療 1.プラークや歯石を除去するスケーリング


 プラークや歯石を除去するのが「スケーリング」です。スケーリングに使う道具を「スケーラー」といい、「ハンドスケーラー(手用スケーラー)」のほかに、「超音波スケーラー」や「レーザースケーラー」もあります。

 すでに広く使われている超音波スケーラーは、患者さんに与える苦痛も少なく、細かい部位のプラークや歯石も残らず除去することができます。レーザースケーラーはプラークや歯石が取れるだけでなく、細菌を殺す効果もあります。まだ、ごく一部の医療機関でしか使っていませんが、今後普及すると考えられます。

 歯周炎の段階まで進行した場合でも、歯周ポケットの中をスケーリングすれば、歯茎の炎症が治まり、進行を食い止めることができます。ただ、しばらくすると歯周ポケットの中に、再びプラークや歯石がたまってくるので、3~6か月に1回の割合で、スケーリングを行う必要があります。

 また、プラークが付いた歯の表面には、細菌が出す毒素が染み込んでるため、プラークや歯石を除去しても歯に歯周組織がくっつきません。そこで、スケーリングの際に、毒素がしみ込んでいない部分まで歯の表面を10~20ミクロンの厚さで削り取る「ルートプレーニング」を組み合わせて行います。


歯周病の治療 2.歯周組織の再生を促すGTR法


 スケーリングを行っても、歯周ポケットがあると、そこにプラークや歯石が再び付いてしまいます。以前は、歯周ポケットをなくすために歯肉を切除していましたが、これでは歯根がむき出しになってしまいます。現在では、切除した歯周ポケット内の歯肉を歯に接触させる方法が主流ですが、退縮した歯根膜や歯槽骨は再生しませんし、再び歯周ポケットができてしまうこともあります。

 そこで最近は、歯根部の周囲に高分子バリアの人工膜を巻き、そこに歯周組織を接触させる「GTR法」という方法が開発され、一部の医療機関で行われるようになりました。人工膜があると、歯根膜が再生してしっかりと歯根部を包み込み、歯槽骨も再生して歯を支えるようになります。こうして半年~1年ほどかけて、徐々に健康な歯茎が回復してきます。

GTR法は、手術後8週間ほどで人工膜を取り出さなければならないため、手術が2回必要になりますが、手術が1回ですむように、体の中で溶けてしまう吸収性の膜も使われるようになっています。さらに、歯根膜が早く再生される物質を患部に塗っておく方法もあります。


歯周病の治療 3.歯ぎしりの予防やかみ合わせの矯正も行う


 歯周病になると、歯を支える歯周組織の力が弱まるため、歯並びが変化したり、歯の高さが変わってきたりすることがあります。すると、無意識のうちにそれを調節しようとして、「歯ぎしり」をするようになります。歯ぎしりは、歯周病を悪化させてしまうこともあります。

 歯ぎしりをすると歯がすり減ってしまい、ますますかみ合わせが悪くなるので、「咬合調整」をしてもらう必要があります。咬合調整をしても歯ぎしりが治らない場合は、「マウスナイトガード」という器具を就寝時に装着し、歯ぎしりをしても歯がすり減らないようにします。歯ぎしりする人にとっては、咬合調整も歯周病治療の一部といえるでしょう。



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