--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2000
06.05

うつ病とは 症状と特徴

近年、中高年を中心に「うつ病」で医療機関を受診する人が増えています。その多くは、"何となく憂うつだ"という軽い症状の患者さんです。思い当たる症状があれば、早めに精神科や心療内科を受診してください。

1.うつ病とは きっかけ・症状
2.うつ病の治し方・治療法
3.うつ病の人への接し方


うつ病とは「心のかぜ」のようなもの


 うつ病は、「内因性」「心因性」「身体因性」の3つのタイプに大別されます。

内因性のうつ病


最も多いのが「内因性のうつ病」で、特有の病前性格と、何らかのうつ病になりやすい素因があり、そこに精神的なストレスや、過労などによる身体的ストレスが加わって発症すると考えられています。

心因性のうつ病


「心因性のうつ病」は、予期しない大きな精神的ストレスがきっかけとなり、発症すると考えられています。

身体因性のうつ病


「身体因性のうつ病」は、脳血管障害などの体の病気が基礎にあったり、あるいは薬の副作用として、二次的に起こるものです。

 近年、仕事や人間関係など、ストレスの原因となることが増えているため、うつ病を発症する人も増えてきています。「一部の人だけがかかる特殊な病気」と考えられることが多いのですが、うつ病は、誰にでも起こりうる「心のかぜ」のようなものです。そのなかでも症状の軽い「軽症うつ病」が増えているのが、最近の傾向です。軽症うつ病は、はっきりとわかる抑うつ症状が見られないため、本人はもちろんのこと、周りの人も、うつ病ということになかなか気がつかないことが多いようです。「疲れやすい」「食欲がない」などの症状を訴えて内科などにかかり、そこから精神科を紹介されるケースも少なくありません。


うつ病発症のきっかけ


うつ病」の引き金になるのは、生活や環境などの変化です。「身近な人の死」や「病気、失業、離婚」といったマイナスとなるような要因だけではなく、「昇進、栄転、進学、就職、結婚、出産」など、はたから見ると喜ばしい出来事が、うつ病を引き起こすこともあります。また、「引っ越し、子どもの独立、退職」なども、うつ病のきっかけになります。

 うつ病の発症には、「性格」も関係すると考えられています。例えば、「自己否定的なものの考え方や、悲観的な見方をしがちな人」「まじめで几帳面で、何事にも完璧を目指す人」「他人に対して過敏な反応をする人」などは、前述したような生活や環境の変化が加わると、うつ病を起こしやすいといわれています。ただし、このような性格の人が、必ずうつ病を発症するわけではありません。


うつ病の症状 抑うつ症状


 うつ病では抑うつ症状が現れます。抑うつ症状というのは、「何とも形容しがたい憂うつな気分」のことです。ひどくなると、「世の中が、この先真っ暗に見える」「何もする気がせず、会社に行くのもつらい」ということが起こります。軽症うつ病の場合も、症状は軽いながらも、言いようのない憂うつな感じが毎日のようにあります。

 一般に、抑うつ症状は、朝起きたときに最も強く、その後は時間がたつにつれて薄れていきます。健康な人でも、時々憂うつな気分になることがありますが、これは一時的なものです。うつ病の場合は、抑うつ症状が長期間続くのが特徴です。

 また、「物事に対する関心や、意欲が薄れる」「思考の速度が遅くなり、決断力や理解力が鈍る」「周りの人に対して『申し訳ない』『すまない』という意識が強まる」といった症状も現れます。


うつ病の症状 身体的な症状


 また、うつ病のなかには、身体的な症状が強く出るため、精神的な症状が目立たないものもあります。こうしたタイプのうつ病を「仮面うつ病」と呼んでいます。仮面うつ病では、本人も周囲の人も、「体の病気だ」と思い込み、内科などを受診する人が多いようです。
  しかし、体には異常はありませんから、治療をいくら行っても治らないというケースがよく見られます。

睡眠障害


「布団に入っても、なかなか眠ることができない」「眠りが浅く、明け方には目が覚めてしまう」といった症状がよく見られます。

食欲不振


食欲がなくなり、食べても「おいしい」と感じなくなります。また、体重が1か月で3~5kgも減ることがあります。

性欲の減退


特に理由がないのに、性欲が減退し、性的なことや異性に対する関心が薄れてきます。

痛み


「頭痛や腹痛、腰痛」など、痛みの症状を訴えることがあります。うつ病による痛みに対しては、市販の鎮痛薬をのんでも、ほとんど効果はありません。

 そのほかにも、「原因不明の肩こり、顔色が悪い、疲れやすい、体がだるい、口が渇く、下痢や便秘が起こる、むかむかする、おなかが張る」などさまざまな症状が起こります。こうした身体的な症状は、精神的な症状よりも先に現れることもあります。


 軽症うつ病のなかには、軽症のまま経過していくものもあれば、放置していると、だんだんひどくなっていくものもあります。適切な治療を受ければ、早く克服することができ、また悪化を防ぐこともできるので、たとえ軽症でも、うつ病が疑われるようなサインがあれば、早めに精神科や心療内科を受診しましょう。


うつ病を早期発見するために


 うつ病は、早く適切な治療を受ければ、その分早く回復します。そのためにはうつ病の早期発見が重要になります。うつ病は、朝に症状が強く現れ、夕方になるにつれて、だんだん元気が出てくるという特徴があるので、1日の気分の変化を冷静に振り返り、比較してみてください。また、うつ病を早期発見する最も手軽な方法に、「チェックリスト」を利用するやり方があります。「はい」の項目数が多いほど、うつ病の可能性が高くなりまが、数が少なくても、その症状が強かったり、気になることがあれば、精神科か心療内科の専門医を受診してみてください。


トラックバックURL
http://healthtrends.blog.fc2.com/tb.php/258-9cfe2195
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。