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2000
06.11

女性の痛風

Category: 痛風   Tags:健康
激しい痛みを伴う痛風の患者は日本で60万人。これに痛風予備軍と言われる尿酸値が高い人を合わせると、600万人もいます。特に男性に多く、成人男性の5人に1人が痛風の心配があるという身近な病気です。


女性でも痛風になりますか?


Q.痛風は男性に多いと言われているが、尿酸値が高い(8.3)場合女性でも痛風になるでしょうか?

尿酸値は7以上が高いと言われていますので、8.3という値は、やはり高いと考えてよろしいと思います。この方は心臓病のお薬をのんでいらっしゃるということですが、薬の中には尿酸値を上げるようなものもありますから、のんでいるお薬の中でそういったものがないかということを、まず一番最初に考えます。

利尿剤で尿酸値が上がる


この方は、12年ほど前に大動脈弁を人工弁にする手術をした時から利尿剤の系統のお薬をのまれているそうです。利尿剤を5年以上のまれている方で尿酸値が上がってくることはよくあります。利尿剤をのまれてる方で、痛風の発作というのはないことはないのですが、可能性としてはそれほど高くはありません。

この方は、利尿剤の服用を今はやめられないそうです。このような場合は、利尿剤を続けていただいて、いろいろ気を付けられるところだけ気を付けていただければよろしいのではないかと思います。

女性は痛風になりにくいが閉経後は注意


女性の場合は尿酸値がもともと低いので、高くなってもなかなか痛風になりません。

けれども閉経後には、女性でも尿酸値が上がります。相談者の場合には、そこにさらに利尿剤の効果がプラスされていますので、尿酸値が上がってきて、8を超えているという状態だと思います。

今後、尿酸の値が例えば9とか10を超えていくということになりますと、やはり専門医に相談して、尿酸値を下げるようなお薬も一緒にのむ必要が出てくるかもしれません。ただ現時点は、特に足が痛くないのでしたら、食事のことなどに十分気を付けて、現在できることをしていけばよろしいかと思います。
この方は、電子カルテのチェック点数がマイナス2点ということで、十分に気を付けておられるようですので、現在のまま様子をみていただければと思います。


痛風とまちがえられやすい病気に注意


痛風の患者さんの100人中95人までが男性でした。女性は非常に少ないんです。
女性は尿酸値が男性よりも低いのですが、女性の平均をとって正常の範囲を出しますと、男性の正常値よりも低いものの、高齢の女性になりますと平均の中の上の方にきますので、標準値を超えることがよくあります。
こうした方が、足が痛いとかいうことになりますと、すぐ痛風という診断を下されてしまうことがよくあるのです。

痛風とまちがえやすい病気はいろいろあります。例えば外反母趾(がいはんぼし)は、足の親指のところが外側に曲がっているようなもので、足の親指の付け根が痛くなったりします。
変形性関節症は、年齢の変化などで軟骨が少し変形してくる病気で、これも関節が痛みます。

特に高齢の女性になりますと、外反母趾や変形性関節症による痛みを痛風とまちがえて診断される場合があります。ですから、女性で痛風と言われている方は、もう一度診断の見直しが必要な場合が多いですね。


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