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2000
05.31

B型肝炎の女性、妊娠出産は可能?子供への感染は?

女性が「B型肝炎」にかかった場合、妊娠時、子どもへの感染がとても心配です。妊娠・出産は可能なのでしょうか。


B型肝炎で妊娠出産は可能?


24歳のときにB型肝炎と診断された。肝硬変の一歩手前ということでインターフェロンの治療を受けたところ、1年後にはGOT、GPTの値が安定。初めにかかった医師に妊娠は無理と言われたが、現在診てもらっている医師には大丈夫だと言われた。妊娠した際、子どもと母体にはどんな影響が出るのか?


一番最初に病院に行ったときのe抗原が60、e抗体がマイナス100、
現在はe抗原が0.3前後、e抗体が90前後。
インターフェロンによる治療で肝臓の状態が非常に良くなったという印象を受けます。

「e抗原」と「e抗体」にはどんな意味があるのか
e抗原、e抗体というのは聞き慣れない言葉ですが、実はe抗原というのはウイルスそのものを指していまして、B型肝炎の場合はB型のウイルスが非常に多いということになります。このウイルスが人間の体を痛めつけて、肝臓を食い散らしてしまうということです。

ところが抗体というのは、「体」と書いてあるように、体がウイルスに対して抵抗することを意味しています。ですから、e抗体というのは良くなった状態を表しています。
相談者は以前はe抗原でしたが、インターフェロンによってe抗体に変化したのでしょう。ウイルスが少なくなり、GOT、GPTの値も安定してきたのだと思います。


B型肝炎、子どもへの感染はほとんど心配ない


B型肝炎の場合、たとえ肝硬変になっていると言われても、e抗原がe抗体に変わるとどんどん良くなってしまうんですね。ですから、最初に先生にかかられたときはe抗原でウイルスが暴れていたので、ご出産は無理と言われたんでしょう。

現在はかなり肝臓が良くなって、場合によっては肝硬変からもっと手前の慢性肝炎の領域まで改善されているかもしれません。現在かかられている先生は、この症状を診て「出産は可能ですよ」とおっしゃられたのだと思います。

子どもと母体への影響ですが、e抗体の場合、普通に出産してもお子さんには95%感染しません。ごく一部、感染するケースがありますが、ガンマグロブリンというワクチンを投与すればほとんど感染しないので、お子さんへの心配はまずないと考えていただいていいでしょう。

次に相談者本人の問題ですが、GOT、GPTが正常だという状態が続くと、だいたい5年で1段階ずつ肝臓の状態が良くなっていきます。肝硬変と言われても、その後5年正常値が続くと慢性肝炎の高度という状態に、さらに5年経つと中等度というふうに良くなっていくんですね。

相談者の場合は、治療が非常にうまくいったという典型的なケースだと思います。ただ、検査だけは欠かさずに行ってください。


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