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2000
05.11

アルツハイマー病・痴呆症とつきあう5か条

「痴呆の患者さんとつきあうための5か条」
痴呆のお年寄りの介護は長期間にわたりますし、いろいろと難しいものです。しかし、家族や周囲の人の対応によっては、症状を軽くすることもできます。上手につきあっていく方法を身につけましょう。

1.アルツハイマー・痴呆症と生理的な物忘れとの違い
2.痴呆症の原因となる病気 痴呆の種類
3.アルツハイマー型認知症 薬による治療法や回想法など
4.アルツハイマー病・痴呆症とつきあう5か条


第1条 痴呆について正しい知識をもつ


 「痴呆」についての正しい知識がないために対応を誤ると、症状を悪化させたり、進行を早めてしまうこともあります。まず知っておきたいのは、アルツハイマー型痴呆は進行する病気で、基本的には治らないということです。物忘れや判断力の低下など、痴呆の症状が回復することは、まずありません。また、症状はよくなったり、悪くなったりを繰り返しながら、徐々に進行していくので、このような知識があれば、そうした日々の変化に一喜一憂することもなくなるでしょう。さらに、将来起きてくる症状や、その対応についての正しい知識があれば、例えば徘徊が起きたときでも、慌てずに適切な対応ができます。


第2条 患者さんの心の内を理解する


 痴呆の患者さんの言動は、周りの人にとっては、とかく奇妙に思えることが多いのですが、それらには、それぞれ理由があるのです。例えば、自宅にいるにもかかわらず、「自分の家に帰る」と言い出すことがあります。患者さんに若いころの記憶しか残っていない場合には、現在の家が他人の家に思えてしまうのです。このようなときには、患者さんと一緒に家を出て、近所を歩いてから「もう日が暮れたから帰るのは明日にしよう」などというと、それで落ち着くことがあります。痴呆の患者さんは、新しい記憶が消えてしまうために、非常に不安な状態になっています。介護する人は、こうした患者さんの心理状態をよく理解してあげることが大切です。


第3条 患者さんを尊重する、とがめない


 周囲の人が見て、おかしいと思うような行動でも、痴呆の患者さんにとっては、自分に残されている記憶や判断力のなかで、最善の判断をしたうえで行っています。また、いろいろなことはできなくなっても、プライドだけは残っています。そのため、介護する人が「そんなことをしてはいけない」と言うと、怒りや拒絶を招いてしまいます。しかられることで緊張し、ますます不安になって異常な行動をとるようになることもあります。介護する人は、「怒らない、とがめない、説教しない」ということを守り、患者さんの行動をすべて受け入れるようにします。


第4条 患者さんの不安を取り除き、安心してもらう


 痴呆の患者さんは常に不安を感じています。そこで、なるべく不安を与えず、患者さんのペースを守って、安心できる状況をつくってあげると、症状が落ち着いてきます。介護する人は、患者さんが困ったときには、すぐに手を貸せるようにしておきましょう。会話をするときには、できるだけ患者さんに近づき、患者さんの目を見て話すことを心がけます。肩や手に触れながら話せば、患者さんはさらに安心し、意思を伝えやすくなるようです。また、何か指示する際は、一度に1つのことだけを言うようにすることも大切です。


第5条 介護者自身もリラックス


 痴呆の患者さんの介護は、長期間にわたるため、介護する人も心の余裕がもてなくなることがあります。特に、 100点満点の介護をしようとすると、無理が生じ、介護者のほうが心身共に疲れてしまいます。介護は60~70点をメドに、心身に余力を残しておきましょう。また、不完全でも、長期間続けられたほうがよいので、100m全力疾走ではなく、マラソンのようなものと考えてください。そのためには、介護を自分1人でやろうとせず、家族内でできるだけ多くの人に参加してもらうことが大切です。また、相談できる人を探したり、デイサービスなどのさまざまなサービスを利用するようにしましょう。


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