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2000
04.25

更年期障害

Category: 更年期障害   Tags:健康
更年期障害の治療の1つに、「ホルモン補充療法」があります。症状の緩和、生活習慣病や骨粗鬆症の予防などに効果がありますが、だれでもが受けられるわけではありません。内容をよく知ったうえで、治療法を選択してください。


不足した女性ホルモンを補う治療法


 ホルモン補充療法は、不足している女性ホルモンを薬を用いて体外から補充し、更年期の症状を緩和する治療法です。閉経以降に起こりやすくなる生活習慣病や、骨粗鬆症などを予防するのにも効果的です。しかし、希望する人がすべてこの治療を受けられるわけではありません。

 基本的には、卵巣の機能が急激に低下、あるいは停止して、女性ホルモンの分泌が減少してから行います。そのため、血中の女性ホルモンの量を調べたり、基礎体温を測って、高温期がない(排卵がない)ことを確認することが必要です。また、更年期障害以外でも、卵巣の機能不全や、両方の卵巣を摘出した場合はA ホルモン補充療法の対象になります。


ホルモン補充療法を受けてはいけない人


 がんが進行する場合があるので、乳がんや子宮体がんに現在かかっている人、または過去5年以内にかかったことのある人は受けられません。また、薬は肝臓で代謝されるため、重い肝機能障害がある人や、女性ホルモンは血液の凝固を促進する可能性があるので、すでに血栓症(脳硬塞、心筋梗塞など)のある人は受けないようにします。

注意が必要な人


 子宮内膜症、子宮筋腫、乳腺症にかかっている人、もしくはかかったことのある人は、閉経によって治まったこれらの病気が再発することがあるので、使い方の注意が必要です。また、高血圧や糖尿病がきちんとコントロールできていない人は、傷んだ血管には血栓ができやすいので、要注意です。
 ホルモン補充療法以外には、漢方薬の服用や、抗不安薬、睡眠薬などの使用、カウンセリングがあります。なかでもカウンセリングは、ストレスが軽減され、症状が軽くなることが多い、重要な治療の1つです。


自分にあった薬と量を選ぶ


 ホルモン補充療法の基本は、エストロゲンとプロゲステロンの2つの女性ホルモンを同時にのむ方法です。その人のホルモンの状態、ホルモンに対する感受性などを考慮して、薬と量が選ばれます。服用方法にはいくつかののタイプがあり、月経の有無、月経と同じような出血が起こってもよいかなどによって、自分に合ったものを選びます。通常は、錠剤を内服しますが、最近は、皮膚に貼り、皮膚から薬の成分を吸収させる「パッチ薬」が用いられることもあります。

 起こりやすい副作用は、「乳房の張り、胃のもたれ、出血、薬疹」などですが、たいていの場合は、自然に治まるものです。また、将来、がんになるリスクが高まるのではないかと心配する声もありますが、現在使用されている薬では、子宮体がんの危険性は、むしろ減少すると報告されています。ただし、乳がんに関しては、「高齢の人が10年以上、強いホルモン薬を大量に服用すると発生率が高まる」という調査があるので、長期に使う際は、弱い薬を使い、定期検診(半年~1年に1回)を欠かさず行います。いずれにしても、定期的に検診を受け、医師とよく相談しながら治療を進めます。

 大多数の人は、1~2か月で症状が改善されます。3か月以上使用しても効果が現れない場合は、別の治療を併用することもあります。服用の期間は、更年期の一時的な症状を改善するためなら、数か月から、長くても1~2年間、骨粗鬆症や動脈硬化の予防や治療のためなら、5~10年はのみ続けます。服用をやめる際は、自分で勝手にやめず、医師の指示に従って、徐々に減らしていきます。

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