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2000
04.20

膠原病 全身性エリテマトーデスの症状 妊娠・出産は可能か?

一昨年、妊娠中に「全身性エリテマトーデス」と診断された。出産後に行った腎生検の結果は、5段階中3の中期くらい。今後、妊娠・出産することは可能か?
 腎臓や他の臓器に悪影響を及ぼすことはあるのか?


全身性エリテマトーデスとは


「全身性エリテマトーデス」は女性に多い膠原病で、確かに妊娠・出産を契機に発病するケースが多いんです。また、正常な方だと80%くらいの方が満期産なんですが、SLE(全身性エリテマトーデス)の方だと満期産が60%くらいで、流産や早産をされる方が多いという傾向があります。

病気が悪化している時期だと、妊娠中に悪くなる方が75%、あるいは出産後に悪くなる方が37%という高い数字が出ています。一方、病気が落ち着いている時期だと、妊娠中に悪くなる方が26%、出産後に悪くなる方が13%という数字になっています。

特に腎臓が悪いと妊娠中毒症を起こしやすくなったり、さらに腎臓を悪くするという可能性はありますが、現在、腎臓の数値が3の中程度で落ち着いている状態でしたら、次の妊娠・出産は不可能ではありません。

ただ、どうしても妊娠・出産を繰り返すと病気を悪くすることが多いので、よく主治医の先生と相談されて、病状に合わせ、計画的に妊娠・出産をお考えになっていただきたいと思います。


妊娠中は免疫抑制剤の服用をやめる


膠原病患者の方が妊娠されるときは、特に腎臓や中枢神経などの重大な臓器病変が落ち着いていなければいけません。また、治療で使っている薬が胎児に影響を及ぼすことがありますから、薬にも気をつけなければいけないでしょう。

ステロイドホルモンについては、妊娠中に使用してもまったく心配ありません。
妊娠中に病気が悪くなったら、我慢せずに使用してください。まず、お母さんが健康でないと、元気な赤ちゃんが産まれませんので。40ミリ、60ミリ使っても大丈夫。この薬はだいたい胎盤で非活性型になってしまいます。

ただし、免疫抑制剤は、妊娠中に服用すると胎児の奇形などの心配がありますから、これは使用しないほうが良いでしょう。妊娠をしようと思ったときは、こういったお薬はやめなければいけないと思います。


解説:東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター教授 原 まさ子先生

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