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2000
04.05

中性脂肪を減らすには 1週間で減らす食事習慣

Category: 肥満・ダイエット   Tags:健康
中性脂肪が脂肪細胞にたくさんたまった状態が「肥満」です。中性脂肪はいわば「肥満のもと」。しかし、食習慣などを改善すれば、中性脂肪は減らすことができるのです。
解説してくださったのは東京逓信病院内科主任医長、宮崎滋先生です。


余ったエネルギーが中性脂肪になる


 血液中の脂質のひとつである「中性脂肪(トリグリセリド)」は、食事から得た摂取エネルギー量が、消費エネルギー量よりも多いとき、余ったエネルギーが肝臓で合成されてできたものです。中性脂肪が血中で増えると、貯蔵用のエネルギーとして脂肪細胞に蓄えられます。脂肪細胞の中には、白い粒子状の中性脂肪が詰まっていますが、中性脂肪が脂肪細胞に過剰にたまった状態が、肥満です。

 脂肪細胞に蓄えられた中性脂肪は、エネルギーが不足したときに再び分解され、エネルギー源として利用されます。 


中性脂肪と食事の関係


食後の経過時間と、血液中の中性脂肪値の関係を示すと、血中の中性脂肪は、食後に上昇しますが、通常は数時間たつと元の値に戻ります。これは、「リポたんぱくリパーゼ」という酵素の働きによって、中性脂肪が脂肪細胞に貯蔵されるからです。

 ところが肥満の人では、中性脂肪値はなかなか下がりません。これは、血液中のブドウ糖を処理する「インスリン」というホルモンと深い関係があります。過食で肥満している人は、多量のブドウ糖を処理するために、インスリンもたくさん分泌されます。インスリンには、肝臓で中性脂肪が合成されるのを促進する働きもあるため、インスリンがたくさん分泌されると、合成される中性脂肪の量が増えます。そのため、リポたんぱくリパーゼの働きが追いつかず、血液中の中性脂肪が増えてしまうのです。


中性脂肪と生活習慣病


 血液中の中性脂肪が多いということは、それだけ太りやすく、肥満になりやすくなりますが、それ以外にも、中性脂肪が多いと、健康上、さまざまな問題が生じます。

 中性脂肪が分解されてできる遊離脂肪酸は、インスリンの働きを阻害するので、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病になるおそれがあります。また、中性脂肪の多い人は、コレステロール値も高いケースが多く、それにより動脈硬化が促進されます。

 最近では、中性脂肪にも、動脈硬化を促進させる、直接的な要因があるといわれています。


中性脂肪を減らす方法


 血中の中性脂肪を減らすには、まず、摂取するエネルギー量を減らすことです。よく食べる食品のエネルギー量を、ある程度知っておき、食べ過ぎないように気をつけてください。また、同じ糖質でも、砂糖や果物に含まれる果糖は、中性脂肪になりやすいので、食べ過ぎに注意してください。

 肉類は、できるだけ脂肪の少ないものを選ぶようにしましょう。脂肪の多い肉は、網焼きにしたり蒸したりすると、脂肪分が落ちます。こうした調理上の工夫でも、脂肪の摂取を抑えられます。また、アルコールは適量を守り、おつまみも脂肪分の多いものは控えましょう。

 このような食生活の改善を中心に、適度な運動などもあわせて行えば、1週間くらいで血中の中性脂肪値は下がります。ただし、それで安心して生活が元に戻ってしまえば、中性脂肪はまた増えてしまうので、改善した生活を長く続けることが大切です。






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