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2000
04.04

内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満の違い

Category: 肥満・ダイエット   Tags:健康
肥満には「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」があります。生活習慣病を招きやすい内臓脂肪型肥満の判定は、ウエストが男性で85cm、女性で90cmが1つの目安になります。
解説してくださったのは東京逓信病院内科主任医長、宮崎滋先生です。



内臓脂肪と皮下脂肪との違い


 脂肪といえば、皮下にたまるイメージがありますが、脂肪は、腸管や肝臓など内臓の周囲にもたまります。 皮下にある脂肪を「皮下脂肪」、内臓の周囲についた脂肪を「内臓脂肪」といい、同じ脂肪でも、つく場所によってその性質が異なります。

皮下脂肪とは


脂肪を預金に例えると、皮下脂肪は、出し入れの少ない定期預金と同じように、一度たまるとなかなか消費されません。つきにくく、落ちにくい脂肪です。

内臓脂肪とは


 一方、内臓脂肪は、よく出し入れされる普通預金と同じで、脂肪の貯蔵と消費が頻繁に行われます。 内臓脂肪は、肝臓で行われるさまざまな物質の代謝のエネルギーとして、日常的に出し入れされているのです。つきやすく、落ちやすい脂肪といえるでしょう。

 皮下脂肪の多いタイプの肥満を「皮下脂肪型肥満」、内臓脂肪の多いタイプの肥満を「内臓脂肪型肥満」といいます。体重やBMIが、ほぼ同じ数値であっても、腹部のCT(コンピュータ断層撮影)写真を撮ってみると、皮下脂肪型と内臓脂肪型では、明らかに違いが見られます。


生活習慣病との関係が深い内臓脂肪型肥満


 脂肪の多さと、生活習慣病の発症しやすさの関係を、皮下脂肪と内臓脂肪に分けて、調べた研究があります。それぞれの脂肪を面積の大きさで比較した結果、皮下脂肪型肥満より内臓脂肪型肥満のほうが、生活習慣病と深い関係があることがわかりました。

しかも、面積が大きくなるにつれて、病気の発症率が上がっています。この研究では、内臓脂肪の面積が100cm2前後になると、病気の発生率が上がるという結果が出ました。このことから、内臓脂肪の面積が100cm2以上が危険な肥満の目安といえます。


内臓脂肪型肥満の見分け方


 内臓脂肪がたまると、腹部がぷっくりと出てきます。下腹部が出ている場合は、これは皮下脂肪なので、それほど心配ありません。胸からおなかの辺りが出ている場合には、内臓脂肪型肥満のおそれがあります。

 体型的には、一般に皮下脂肪型肥満は「洋なし型肥満」といわれ、ヒップの辺りが特に太っています。内臓脂肪型肥満は「りんご型肥満」といわれ、胴体の中央部が膨れた体型をしています。つまりウエストが太いのが特徴です。

 ただ、内臓脂肪型肥満は、外見だけではわからないこともあります。体重やBMIでは、肥満と判定されないこうした「隠れ肥満」は、ダイエットを繰り返している人や、中高年の男性によく見られます。若いころと体重は変わらないのに、ウエストのサイズが大きくなった人は要注意です。

 先ほど示した内臓脂肪の面積の危険ゾーンである100cm2を、ウエストとの関係で見ると、男性は85cm、女性は90cmとなり、これを超える場合に、生活習慣病が非常に発症しやすい状態になるといえます。

 また、BMIが25以上の人、つまりすでに肥満域に入っている場合は、おなかをつまんでみましょう。つまめる脂肪は皮下脂肪なので、つまんだ部分の厚さが2cm以上あるなら、おおむね皮下脂肪型肥満です。2cm未満の場合は、内臓脂肪型肥満と考えてください。


内臓脂肪は努力すれば減らせる


 内臓脂肪型肥満と思われる人は、生活習慣病にかかる危険性が高いのですから、すぐに生活を改善していきましょう。幸い内臓脂肪は消費されやすい脂肪なので、食生活の見直しや運動不足の解消など生活を改善すれば、その成果が現れやすいという特徴があります。


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